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【マイナー機材評論7】失踪注意!?behringerフロアモニターSX300化計画~序章~

こんにちは。
マイナー機材評論のお時間です。
 
[マイナー機材評論とは?]
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さて今回は、
 

フロアモニター改造計画!の、序章w
 
最初にお断りしておきます。
この計画、もしかしたら失踪する事態になるかもしれませんw
 
理由はこの記事を読んでいただければお分かりいただけるかと思いますが、
失踪するのか、はたまた「序章」からいきなり「完結編」に突入するのかw
その辺りも予想しながら、最後まで記事を読んでいただけたら嬉しいです!
 

 
弊社所有のフロアモニター「behringer EUROLIVE VS1220F」
メーカーはご存知、コスパの割に意外とやるヤーツ代表、ベリンガー
 
言うほどマイナー機材ではないかもしれませんが、
事業開始当初から所有しており、結構使っています。
 
YAMAHAのSM12Vなどと比べてもそんなに遜色なくパワーもあるし、
なによりくさび形の形状はやっぱりモニタリングしやすいです。
 
ただ、ある程度音量を上げていくと、
やっぱりハイの抜け感が物足りないと思ってしまうのです。
 
このことで以前、知り合いのPA業者の社長さんがおっしゃっていたのですが、
どうやら昨今のコスパ系のPAスピーカーは、
エルアコ等の超ハイエンドな同軸モニターの音に寄せる傾向が見られるそうで、
このモニターもその一種なのでは?とのことでした。
 
ただ、音の滑らかさや、ナチュラルかつ力強い音質のハイエンドなモニターと比べると、
やっぱりこのクラスのモニターでは明らかな差があります。
 
で、最近、なんとなくヤフオクを眺めていたら、
SX300のネットワークやらドライバーやらが複数個出品されておりまして。
 
・・・ハイの抜け感、SX300、そうだ!
 
このモニターをSX300化すればいいんじゃないか!?
 
だって、理にかなっていると思いませんか?
 
SX300といえば、言わずと知れたPAスピーカーのド定番で、ハイの抜け感が特徴。
 
中にはそのハイがキツいと、あんまり好みに思っていない方もいらっしゃいますが、
それがどうでしょう、ベリンガーのこの木製エンクロージャーに収まれば、
もしかしたら、ちょうど緩和されるのではないか?!

PAスピーカーのドライバーの構造を見てみよう!

そうと思い立ったら、さっそく下調べ。
 

 
ネットワーク部分は、購入当初にスピコンジャックを増設した時に、
すでにどうなっているのかリサーチ済み。
 
コネクターの真裏にネットワークがついているので、別のネットワークを搭載したいなら、
元々付いているネットワークを無視して、新たに配線をしなおせばいいだけの話です。
 
というわけで、今回はドライバーをバラしてみることに。
 
SX300のドライバーはスクリュータイプですが、果たしてVS1220Fはどうでしょう。
まずはネットを外します。
 

「ん?」
 

「ホーンの突起が2つある!?」
 
さっそく見たことのない形状のヤーツがお目見えですぞw
まぁまぁ、引き続きホーンの中を見てみよう。
 

「んん?」
 
文字が小さくて見えないかもしれないですが、
『120-WATT 1″ DUAL PIEZO』と書いてあります。
 
「え、ピエゾも2つ!?」
 

 
あ〜、これは一筋縄では行かないヤーツですね。
とりあえずそっと元に戻して、サウンドチェックをして今回の作業を終えました。。。

まとめ

さて、とりあえず今回分かったことは、
そもそもSX300とVS1220Fではホーンやドライバーの形式、形状が全く異なるため、
単純にそのまま交換というわけにはいかないということ。
 
本当にやるなら、ホーン丸ごと取り替えるなどの根本的な改造が必要になります。
 
ただそうすると、ホーンの形状に合わせてエンクロージャーを削ったりすることも予想されるので、
またいろいろ調べてから再度検討ですね。
 
ということで、今回のマイナー機材評論は以上になります。
 
この記事の他にも、当ブログでは「マイナー機材評論」と題して、
あまり脚光を浴びないけど意外とイケてる機材や小物をご紹介しています。
興味のある方は下記リンクからご覧いただき、よければコメントもお待ちしております!
 
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最後までお読み頂きありがとうございました!
 
 
サウンドハウス

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