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【マイナー機材評論8】高騰が続くPA機材界隈に一筋の光!?TEAC CD-RW890MK2

こんにちは。
マイナー機材評論のお時間です。
 
[マイナー機材評論とは?]
↑↑初めての方はこちら
 
さて今回は、
 

CDプレーヤーのご紹介です!
 
ここ1〜2年、本当に機材の価格が高くなりましたよね。。。
 
2〜3割増しなんてザラですし、特価品でも当初の値段よりも断然高かったり、
中古でやっとこ以前の新品と同じくらいの価格だったり。。。
 
個人的に特に気になるのが、CDプレーヤーの価格。
 
PA業界に従事し始めたころから、
「なんでこんなに高いんだろう!?」
と、もともと気になっていましたが、
そこに、ここのところのコロナ禍の影響での部品供給不足などの影響からか、
輪をかけて高騰が目立つ気がしております。。。
 
そんな中でも、ありがたいことにお仕事を頂戴しているので、
わたくしたちはなんとかしてお客さまのオーダーにお応えしたい!
 
そこで探して調べて、たどり着いたのがこちら。
 

TEAC CD-RW890MK2
 

 
ホームオーディオでは定番のTEAC社。
 
こちら、わたくしが購入した価格が税込31,000円。
まぁ、決して安くはないですが、TASCAMなどのCDプレーヤーと比べれば全然マシです。
 
とはいえ、いくら安くても使用感が良くないと、
お客さまのオーダーにお応えすることはできない!!
 
そこで今回は、コロナ禍に差し込む一筋の光になりえるであろう、
こちらのCDプレーヤーをレビューしていきます!!

TEAC CDプレーヤーのレビュー

はじめに、わたくし、今回のテーマに沿って「CDプレーヤー」としてご紹介おりますが、
こちらの機種は「CDレコーダー」として販売されているものです。
また、こちらも今回のテーマに沿って「PA機材」としてご紹介しておりますが、
本来はホームオーディオ向けに販売された機種です。
 
それらを踏まえた上で、レビュースタートです!
 
全体的な印象ですが、機能としては、
「TASCAM CDRW900MK2」の廉価版といった感じです。
関係があるかわかりませんが、型番も「890MK2」と、「900MK2」よりも10少ないですw
 
ご参考までに、900MK2などのTASCAMの機種との比較も交えましょう!
 

付属品です。
 
・RCA(赤白)ケーブル 2本
・リモコン、リモコン用単三電池
・取扱説明書
 
以上が同封されています。
いたって普通です。
 
続いて外観や各部の写真ですが、
 

液晶部分。
 
文字が900MK2より大きいのと、
900MK2と同様にレベルメーターが表示されていて、ポイント高いです。
特にこのレベルメーターがあると、
フェーダーをどのくらいあげればいいかが、ある程度視認できるので、
個人的には結構好きです!
 

続いて操作パネル。
 
「TASCAM CD200シリーズ」なみにシンプルな操作パネル。
TASCAMの機種と比べると再生ボタン等の並び順が若干違うのですが、
一つ一つが大きいのはポイント高いです!
 
また叩いた感触もCD200とほぼ同じです。
 
そしてよく見ていただくと、各ボタンがちょっと上を向いているんですよね。
この点は操作感からするとかなりアドバンテージ高いです!!
 
正直、CD200やCD500よりも好きかもしれませんw
 
うんうん、いいぞ、890よ。。。
 

続いてリモコン。
 
わたくしが軽く操作した限りですが、プログラム再生モードはリモコンで設定するようです。
そのほか、Auto ReadyやAuto Cueの機能は搭載されておりません。
この点はPA現場基準で考えると、あればポイント高いかもですが、
そもそもホームオーディオでそこまでの機能は必要ないでしょうし、
CD200とも同様ですから、及第点ですね。
 

バックパネル。
 
単純に、RCAのinputとoutput、オプティカルのデジタルinput。
シンプルイズベストですね。
 

あとは、ホームオーディオ向けの機種なので、足があります。
 
 
全体を通して改めての感想ですが、やはりそのまんま900MK2の廉価版ですね。
ただその分、CD200なみにシンプルな操作感なのは大きなポイントと思っております!!
なので、TASCAMの機種をメインのデッキとして、
890MK2をサブのデッキとして投入するのはかなりアリだと思います!
 
また注意点として、こちらのプレーヤーはmp3再生はできません。
その点もあり、よりサブ機としての導入をお勧めします。
 
あと、これは今後使用してみてですが、注視してみるべきは耐久性でしょうか。
あくまでホームオーディオ向けに開発されているので、
おそらく再生中のショックプルーフも搭載されていないでしょう。
 
なので、ラックマウントするにも足は外さずにトレイに載せるなど、
より大切に扱うことが大事でしょうね!

「急げ!!」とは?

さて、今回のアイキャッチバナーの、
 

この「急げ!!」についてですが。
 
賢明な皆さまなら、すでにここまでの内容でお察しかもしれませんが、
Amazonでも在庫がどんどん少なくなってきているのですよ!!
 

 
この記事を投稿している2022年4月21日(木)現在、まだ在庫がありますが、
わたくしが見つけた当初よりだいぶ少なくて、現在残り14台。
 
しかも、わたくしが購入した31,000円で購入できるのは、
なんと残りわずか3台!!
 
ご時世柄、今後さらに高騰したり、場合によっては生産終了なんてことも考えられますから、
気になった方はマジで急いでください!!

まとめ

さて、レビューして参りました「TEAC CD-RW890MK2」
もちろん多機能に越したことはないですが、
シンプルな操作感は現場では強い味方になります。
 
現場で大切にガシガシ使って行こうかと思います!
 
ということで、今回のマイナー機材評論はここまで。
 
この記事の他にも、当ブログでは「マイナー機材評論」と題して、
あまり脚光を浴びないけど意外とイケてる機材や小物をご紹介しています。
興味のある方は下記リンクからご覧いただき、よければコメントもお待ちしております!
 
[マイナー機材評論ブログ記事一覧]
 
最後までお読み頂きありがとうございました!
 
 
サウンドハウス

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